珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

ブライアン・ウィルソン自伝/松永良平訳(DU BOOKS)、校正者の日記 二〇一九年/牟田郁子(栞社)*Add some books to my shelf <10>

 今朝、ふと思い立って店の本棚を整理した。配置を変えたほかに何冊か抜き差しもしたら、心なしか、本棚に向かわれるお客様がいつもより多かったような気がする。新しく加えたのは次の二冊。

 ブライアン・ウィルソン自伝/松永良平訳(DU Books)

ブライアン・ウィルソン自伝 I Am Brian Wilson

ブライアン・ウィルソン自伝 I Am Brian Wilson

 

  訳者である松永良平さんのサイン入り*1

 ソフトカバーとはいえ500頁近くあると読み応え十分。アルバム「SMILE」リリース以降の活動は追っておらず、ガーシュインやディズニーをテーマにしたアルバムがあったことなど知らなかった。読んでいると当然ビーチボーイズが聴きたくなるわけで、っここ一週間ほどYoutubeを漁ったりしている。昨日の夜など、発作的にペットサウンズが聴きたくなり、風呂に浸かりながら音源を流していたら途中から完全に寝ていた。

 

校正者の日記 二〇一九年/牟田郁子(栞社)

benice.co.jp

 一昨年に読んだ「本を贈る」などで著者を知り、日記好き*2としてこの本はどうしても手に入れたかった。そうしたら著者自身も日記を好んで読むのだそうで、一気に親近感が増した。しかも自分が読んだ本、気になっていた本をけっこう高確率で読んでおられる。そんなわけでページをめくる手がとまらず、最近には珍しく、細切れになることなくほぼ一日で読み終えてしまった。

*1:今日、閉店後に誠光社にダッシュし、松永さんと安田謙一さんのトークイベントに参加。終了後に、先日ここでも取り上げた「ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック」とあわせて本書にサインしてもらったのである。ついでにちゃっかり自己紹介まで・・・

*2:読むほう。でも小気味よいテンポで書かれた日記をまとまった量読むと、自分でも書きたくなる