今朝、ふと思い立って店の本棚を整理した。配置を変えたほかに何冊か抜き差しもしたら、心なしか、本棚に向かわれるお客様がいつもより多かったような気がする。新しく加えたのは次の二冊。
ブライアン・ウィルソン自伝/松永良平訳(DU Books)
ソフトカバーとはいえ500頁近くあると読み応え十分。アルバム「SMILE」リリース以降の活動は追っておらず、ガーシュインやディズニーをテーマにしたアルバムがあったことなど知らなかった。読んでいると当然ビーチボーイズが聴きたくなるわけで、っここ一週間ほどYoutubeを漁ったりしている。昨日の夜など、発作的にペットサウンズが聴きたくなり、風呂に浸かりながら音源を流していたら途中から完全に寝ていた。
校正者の日記 二〇一九年/牟田郁子(栞社)
一昨年に読んだ「本を贈る」などで著者を知り、日記好き*2としてこの本はどうしても手に入れたかった。そうしたら著者自身も日記を好んで読むのだそうで、一気に親近感が増した。しかも自分が読んだ本、気になっていた本をけっこう高確率で読んでおられる。そんなわけでページをめくる手がとまらず、最近には珍しく、細切れになることなくほぼ一日で読み終えてしまった。