4/6(月)
朝、新聞を買いに行くと、首相が緊急事態宣言発令を検討中との一面記事が目に入った(読売だったかな。京都新聞も政治面に同様の記事あり)。そんなときこそ欠かしてはならないのがLoveであり、ささやかながらも追悼の意味を込めBill Withersの『'Bout Love』で開店。すると、いつもは夕方に来られるYさんNさんが口明けのお客様であった*1。彼らを当て込んでセッティングするつもりだった昨日の仕掛け、来られた時点では不十分な状態だったのだけど、一応気づいてくれたらしい。まさか朝一番とは・・・と思ったものの、昨日の告知を見てとのこと。ありがたい。今日も良いお水を分けていただく。
続けて数組のご来店はあるも、午前中は手紙を書いたうえ、最寄りポストの第一便集荷前に投函できるほどの余裕があった。日曜すらあの閑散ぶりであったのだから、いわんや平日月曜をや、である。こうなるとスキマ時間の有効活用モードに入らざるを得ず、各自仕事を見つけては黙々と勤しむ流れに*2。この機会に店内メンテナンスにも取り組むつもりなので、やることはいくらでもあるのだ。とはいえ、この状況下では何か急いで片づける必要もない。さしあたっては前向きに、期間未定の休暇*3と割り切って過ごしていくのが一番健全な気がする。
つらつらそんなことを考えていた昼下がり、以前リュートのレコードをくださったお客様が久々に来られ、今度はCDを3枚賜る。やっぱりゆっくり音楽でも聴けってこと?自分の手持ち音源は圧倒的にCDである一方、家にも店にもCDプレーヤーがないままなのをどうしようかと思っていた。CDプレーヤー導入に再度傾く。
さて、先の緊急事態宣言についてはお客様から、ひとまず京都は対象外になったとの情報を得た*4。小規模とはいえ飲食店を経営する身として気にならないわけではないけれども、どこか他人事な感覚は正直なところ未だ拭いきれないままである。局地的な災害と違って、今回のことは誰もが多少なり身に迫ったものとして受け止めているはずなのに、どういうわけだろう。もっとも、その心持ちについて、何か深刻に捉えているとかいうわけでは全然ない。
また話は変わって夕方、Yさんから差し入れあり。閉店後の残業は今日も無し。なお、朝のYさん以外、例の仕掛けに気づいてくれた方はおられず。でも地味に続けるつもり。差し入れの品は夕食に美味しくいただいた。
<頂戴したCD>
・ジョン・ダウランドのリュート独奏曲全集(ヤコブ・リンドベルイ)
・エリザベス朝の音楽(ジュリアン・ブリーム)
・ダウランドとラクリメ(アントニー・ルーリーとコンソート・オブ・ミュージック)
※こちらはリンク画像なし