珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

日記(4/25~26)

4/25(土)

 朝、焙煎2セット。 メールチェックしたらMさんから例のテキストが届いていた。後でゆっくり読むべく、とりあえずプリントアウト。朝食後に新聞を買いに出て建勲神社へ。雨風*1でお昼のサンドイッチを買う。すかっと気持ちよく晴れていたので、キューバだろ!とRuben gonzalezのMomentosで開店。

Momentos

Momentos

  • アーティスト:Gonzalez, Ruben
  • 発売日: 2005/06/14
  • メディア: CD
 

 木曜日に引き続いて店内の模様替えに取り掛かる。思いきって大テーブルを作業台に使うことに決め、テーブルの上に豆の保存缶や梱包用品を並べてみた。あとは本棚の本を片面だけに並べたり*2、待合スペースの椅子とテーブルを配置し直したり。結果、ぐっと豆売りしやすいレイアウトになり、だいぶ気分も落ち着いた。そういえば本棚を整理していてふとワンデルの第1号を手に取ったら、牧野さんが挿画を手掛けたモノクロページがあった。牧野さんに加えて小西康陽安西水丸までエッセイを寄せている。ちなみに水丸さんのは都内の散歩がテーマ。でもmurrenbooksの「てくてく青空散歩」には収録されていない。全然覚えていなかったけど豪華な執筆陣だなあ。また読み返したい本が増えてしまった。

 今日は25日ということでオモテ市*3からのお客様もあり、でも人通りが多かったのは昼過ぎのひとときだけだった。みなさんお昼ご飯は外に出ても、ついでに食材を買うくらいですぐ家に戻られるのでしょうね。
 夕食:“自宅deほり場”第2回。
 今回も蕎麦前ならぬ蕎麦後の晩酌を。我が家の釜前*4氏は目下おっさん化が進行中であり、いよいよ蕎麦前にも興味が湧いている模様。蕎麦茹でにも慣れてきたか、次は蕎麦前から始めて締めのお蕎麦っていうのもいいなあなどと独り言ちていた。そういえば夕食の途中でオンライン飲み会会場から電話。PHS越しに、Skypeの向こうのOくんたちの声を聴く。みな元気そうで和む。
  例のテキストは日中熟読して、夜にももう一度読み返した。いろいろと頷けるところばかりで勇気づけられたし、安心した。

 

4/26(日)

 今朝も焙煎2セット。いつもどおり新聞を買いに行き、今日は船岡山頂で読んでみた。興味をそそる記事は特になし。帰宅して豆とお菓子の発送準備。今日は日曜だから開店の一枚はDomingoにした。ほどなくしてYさんが来られ、ご自宅からというお花をいただく。焙煎室の窓辺に飾ったらいい感じ。ありがとうございます。

ドミンゴ(紙ジャケット仕様)

ドミンゴ(紙ジャケット仕様)

 

  営業を豆売りに切り替えた途端、豆の減り方が早くなった気がする。ステイホーム特需?それでも店内が立て込むなんてことはなく、豆のブリキ缶を前にしてお客様を待つという時間がけっこう長い。この感じどこかで・・・と思ったら学生時代の選挙バイトだった。早朝に集合して投票時間いっぱい+票の集計、拘束時間は14時間くらい。その間、殆ど投票箱を前に座っているだけ。でも昼・夜の2食とおやつまで付いてきて結構楽しんだ記憶がある。

 閑話休題。ネット徘徊中に"The War on Coffee"という面白そうな読み物を見つけた。執筆は雑誌ニューヨーカーのスタッフライター。4/20号に掲載されているということらしいけれど、丸善なら買えるのだろうか。まとまった量の英文と格闘するのに良いタイミングではある。

www.newyorker.com

 夕食:ホッケと春野菜色々グリル、うまい菜と椎茸とテンペの炒め煮(かめびしのたまり醤油とオリーブオイルで味付け)、蒸し豆腐(鹿島屋)、味噌汁(春キャベツ、新玉ねぎ、油揚げ)、七分搗きご飯

 

*1:パン屋さん「雨の日も風の日も」の我が家での略称。以前ご近所だった時期にはよく行っていたが、営業時間を変えてから行けるようになり、すでに何度か寄り道している。なお、今週からパンを全品包装にされるなど新型コロナ対策を強化しておられた。また、定休日を木・日、営業時間が10:00~17:00に変更されていたのでご注意あれ。

京都市北区 北大路 『雨の日も風の日も』パン屋

*2:棚がオープンシェルフタイプなので、表・裏どちらからもアクセスできるように両面使って本を並べていた

*3:今回は大幅に規模を縮小しての開催でした

*4:蕎麦屋さん用語。蕎麦茹で担当の職人さんをこう呼ぶそう