久々に朝から晴れて気持ちの良い日曜日になりました。さっき、セミの鳴き声が聞こえました。シーズン初。
今週は珈琲のラインナップは変わらず(深煎りのインドのみ在庫少なくなっています)。お菓子はおなじみ小豆のケーキに、黒豆とカスタードのグラスデザートをご用意ししています。
ところで昨日、カザルスのレコードが届きました。ベートーヴェンのチェロソナタ全曲集。流し始めた途端、店内の喫茶感が5割増くらいになって思わず笑ってしまいました。バッハの無伴奏チェロ組曲が”チェロの旧約”になぞらえられるのに対して、こちらは”チェロの新約”だそうですよ。
とはいえ古いのばかり聴いているかというと、そうでもありません。PIZZICATO ONEのライブ盤は、試聴してみたらやっぱりよかったです。あいかわらず情報源はたいてい松永良平さんのツイート。最近ではフレネシが楽曲配信を始めたことも、細野さんの新著「追憶の泰安洋行」が発売されたことも松永さん経由で知りました。音楽ニュースを追わなくなって久しいのでいつもありがたく拾わせてもらっています。
あくまでおれ比ですが、フレネシ「キュプラ」は、欠けたピースだらけなのに非の打ちどころがまったくない大傑作。時間なかったら「スカイバストーキョー」「ローウイッツァーク」「わたしのイエスマン」「キュプラ」「超臨界流体」だけでも聴いてくれ、だまって。2009年。 https://t.co/H878duPVNC
— 松永良平 Ryohei Matsunaga (@emuaarubeeque) 2020年7月7日
即購入しました。長谷川博一「追憶の泰安洋行」。 pic.twitter.com/FlXJ5oUhUi
— 松永良平 Ryohei Matsunaga (@emuaarubeeque) 2020年7月11日
フレネシについてはまったく同感なのですが、わたくしとしてはここに「スプロウル」も加えたい。
https://www.youtube.com/watch?v=G3Vzza809p0
あと、フレネシ関連では2001年リリースの『blueno』も昔から気に入っている1枚です。とくに1曲目の「8:30のテーク」。フレネシ名義の「ドルフィノ」にも収録されているというのをさっきりしました。というかこのアルバムは出ていたことすら知らなかった。