珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

KYOTOGRAPHIE マリー・リエス展のご案内

 きょうは久々に朝からまとまった雨。雨の日といえばのナラ・レオン*1をかけつつオープンしました。開店準備中には荒井由実のコバルトアワー*2を流していたのですがそれはどうでもいいですね。

 さて、京都では先週からKYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)が始まっています。今年は当店近くのギャラリー、アトリエみつしま Sawa-Tadoriさん*3も会場になっており、その訪問の前後かなという方*4のご来店もちらほら見受けられた四連休でした。

 みつしまさんで鑑賞できるのはフランスの写真家マリー・リエスの作品です。昨日は京都新聞朝刊文化面(地域プラス)にも取り上げられていましたね*5。新聞記事には”触る写真展”と題して作品を指でなぞる写真*6がドーンと。詳細はリンク先をご覧いただくとしまして、視覚に頼らず鑑賞する写真展という試みはたいへん興味深く、ぜひ一度行かねばと思っています。なお、本展はオンラインでの事前予約が推奨されています。あわせてリンク先をご紹介しておきます。

 ・・・と書いているうちに、そういえば写真好きだったんだよなーということを思い出して懐かしい気持ちになっております。熱が冷めたわけではないにせよ、現代写真シーンを追わなくなって久しいこの頃*7。気になったときに手に入れないとすぐ品切れになるのがこの手の本ですけれど、いざ買おうとするとなかなか勇気が要るのも事実。オススメの写真家・写真集などご存じの方はご来店の折りにでも教えてくださいませ。ちなみにわたくし写真についてはニューカラーをきっかけに興味をもったクチ*8。エグルストン、ショア―は数冊本棚にも置いてありまーす。

*1:「美しきボサノヴァのミューズ」。今までずっと、ジャケットの写真は雨模様に佇むナラだと思っていたのですが、さっき久々に見返してみたら、もしかして雪?という気がしてきました

*2:「雨のステイション」が聴きたくて・・・

*3: Home - アトリエ みつしま 

*4:やはりというか皆さま大抵良いカメラを帯同されていて、昔フィルムカメラが好きだった店主は目ざとくチェックしてしまいます

*5:恥ずかしながら昨日は新聞をチェックする時間がなく、昼過ぎにご来店いただいた光島さんご本人に教えてもらったのでした

*6:しかし、この”指でなぞる”構図を目にすると、どうしたって思い出すのはカーヴァ―の名篇「大聖堂」ですよね

*7:海外の著名写真家でいうとAlec Sothあたりで止まってます。それって10年前くらい?

*8:学生の頃、パルコブックセンターの洋書売り場とか神宮前のShelfとか神保町の源喜堂とかよく行きました