6時半起床。まずは家事をいくつか。しかる後、年内最終営業日のバンブーさんに商品取り置きの電話を入れ、朝食はスキップしてハンドピックと焙煎2セット。焙煎室の掃除を済ませてパンを取りに行き、11時半頃早めの昼食。ちなみに取り置いてもらったのは新作のニソワーズ*1。バンブーさんのサンドイッチは、一捻りありつつ食べ飽きないという絶妙の組み合わせ*2が多くて非常に好みなのである。今回のニソワーズは他のサンド以上に具だくさんで大満足。2020年のサンドイッチ納めに相応しい一品だった。
だんだんと寒くなってきたこともあり、午後は在宅。ブレンドの試飲をしたり、身欠きニシンを戻したり、久々にちょっとゆっくりできた。小坂さんの「九州喫茶案内」も読了。
夕食には長いこと冷凍庫に眠っていたノドグロを炊いてメインに。あとは根菜たっぷりの味噌汁、大江さんの人参グリル、高野豆腐煮物、豆腐、Oさんにいただいた蕪の浅漬けと、図らずも古漬けになってしまった自家糠漬け*3。
夜も引き続き読書。秋以降はあまりまとまった読書の時間も取れずにいたので新鮮な感じ。備忘として、ここ2か月ほどで読み終えた本を。
・酒場の時代 ー1920年代のアメリカ風俗/常盤新平(1981, サントリー博物館文庫)
・読む人・書く人・編集する人 『思想の科学』50年と、それから/記念シンポジウムを記録する会・編(2010, 思想の科学社)
・古典落語/矢野誠一(1979, 駸々堂ユニコンカラー双書)
・「その日暮らし」の人類学~もう一つの資本主義経済~/小川さやか(2016, 光文社新書)
・何も起らない小説/山田稔(2006, 編集グループSURE)
・九州喫茶案内/小坂章子(2020, 書肆侃侃房)
・幻の「カフェー」時代 夜の京都のモダニズム/斎藤光(2020, 淡交社)
・16日間の日記、29日間の日記/清野 龍、面高 悠、鳥居貴彦、涌上昌輝(2020, たぶんだぶん倶楽部)
最後に挙げた一冊は京都在住四名による、今春・今夏の暮らしぶりが綴られたリレー日記。活版印刷の風合いもあるのか、小サイズだけれど存在感がある。著者のお一人でもある清野さんからご恵贈いただいた。このエントリが久々の日記風なのは、やっぱり日記は面白いなあと思ったため。
*1:https://bhbamboo.exblog.jp/240749608/ これを読んだら売り切れ必至の予感に居ても立っても居られなくなり、珍しく電話までしてしまった
*2:蒸し鶏と梅シソ×食パン、キャロットラぺと胡瓜×生姜くるみチャバタなどなど。今日は試験販売初日という出汁巻きサンドもゲット。辛子がほどよく効いてこちらも手堅い美味しさ
*3:糠漬け、秋に瀬川さんのところの米ぬかを貰って一から仕込み直しました