今月は店内マガジンラックにミーツを置きました。何しろあの人気連載*1「予約一名、角野卓造でございます。」に、我らが串揚げ万年青が紹介されているのであります。これはもう買うしかなかろうということで。
初めてこの雑誌を認識したのはもう16~17年近く前になるでしょうか。京都旅行の際に立ち寄った書店*2で、京都特集か何かの号*3を目にしたのが出逢いだったと記憶しています。面白そうな個人店ばかりが次々と出てきて、京都におけるそういった小商い的飲食店の層の厚さに感心したものです。しかも、単発のムックだと思っていたら本体は毎月充実した特集がウリの月刊誌だったわけで、雑誌といえば東京の大きな出版社が手がけるものとばかり思っていた当時の自分には、地方のタウン誌や、もっと小さなZINEなどの媒体にも興味をもつきっかけになった出来事でした。
その後、こちらに暮らし始めてからしばらくの間は、今はなきエルマガ誌とあわせて大体毎月購読してました。ミーツについてはいつの頃からか酒場シフトがさらに強まった気がしていて、昔より遠くに感じないこともないのですが*4、特集も連載コラム*5もやっぱり面白く、いまだに手に取ることの多い雑誌であることは変わりませんね。そういえば、現編集長へのインタビュー記事を発見、長年のファンとしてたいへん興味深く読みました。