牧野伊三夫さんが編集長を務める美術同人誌『四月と十月』。発行されたばかりの最新第47号に、当店を画題にした絵画作品が掲載されています(2ページ目)。
さてその絵画、気になる描き手はあの方。そう、当店ショップカードその他の美しいお仕事でお馴染み、A女史であります。以前から親しみのある四月と十月に、我らがA女史が同人として加わることはたいへん喜ばしく、今回の刊行は特に楽しみにしていました。で、いそいそとページを開けたら一番最初に掲載されていて思わずのけぞりましたが、電撃的デビューの晴れ舞台に当店を選んでいただけたなんて慶賀の至りです。
本誌は同人各氏の作品紹介を主眼にしつつ、巻末の連載エッセイも充実していて、毎回さらりとしながらしっかり読み応えがあるのです。ホームページをみるとバックナンバーの執筆者や編集担当までしっかり明記されており、作品発表の場という同人雑誌本来の役割に加えて、定期刊行物としての継続性・連続性にも心を配っておられる様子が伝わってきます。とにかく端的に申し上げてとても良い雑誌なのですよ。ということで当面、ちょっと目立つところに閲覧用の一冊を並べておきますので、ご来店の折にひとときお楽しみくださいませ。