珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

本日(2/29)のメニュー

 おはようございます。今日はモーニングAセットのサラダが、オープン以来はじめてのポテトサラダです。味見してみたらジャガイモが甘くてとてもおいしい。スープは最近、ポタージュに代えて根菜をたっぷり入れた野菜スープをお出ししていて、今日もそんな感じです。

 おやつには定番ガトーショコラと小豆クリームケーキに加え、小豆とくるみのパウンドケーキもあります。小豆とくるみのハーモニーが、韓国のクルミ饅頭を思い起こさせる優しい味のケーキです。この後、いつもどおりの8時30分オープン、どうぞよろしくお願いします。

タナカシゲオ陶展に寄せて

f:id:coffee-sankyo:20200226122056j:plain 本日から3/1(日)まで、下鴨の川口美術にてタナカシゲオさんの陶展を開催中です。
 タナカさんの拠点は奈良の奥飛鳥。かの地の古民家*1を自ら改修して住まわれています。改修どころか作陶小屋のストローベイルハウスや穴窯はセルフビルドですし、生活の方面では野菜も育てれば珈琲も焙煎する*2というマルチタレントぶり…!近年では霊性の方面にもさらに磨きがかかっておられる様子で、かねてファンを自認するわたしたち夫婦としても益々目が離せない存在なのです。
 そんな氏のうつわ、当店ではオープン以来、よもぎ*3用に粉引きの汲み出しを使わせてもらっています
 ちなみに上の画像は、タナカさんから当店の開店祝にと頂戴した土器製のコーヒードリッパーです。角のように突き出た持ち手は祭器のようでもあり、時代不詳な感じが面白いですね。店主が普段使っている円錐フィルター用というのもありがたい。
 今週は勝手ながら個展を記念して、ご希望の方にはこの土器で珈琲を淹れようと思っています。どうぞお気軽にご用命ください。ドリッパーは店内カウンター上、店主の定位置前あたりに置いておきます。
 と、ここまで書いて今お昼すぎなのですけれど、展示に行けるとしたら定休日の今日しかないわけで。予定はいろいろとあるものの、宇宙タイミングで訪問できることを願いつつの告知でした。

kawabi.exblog.jp

*1:といっても半端な古さではなく、築260年とかそういうレベルです

*2:しかも焙煎器は自作

*3:なぜか紅茶を上回る人気のドリンクメニュー。当初仕入れた三重産が品切れ近づいておりまして、終了次第九州産に変更いたします。以上業務連絡でした

ブライアン・ウィルソン自伝/松永良平訳(DU BOOKS)、校正者の日記 二〇一九年/牟田郁子(栞社)Add some books to my shelf

 今朝、ふと思い立って店の本棚を整理した。配置を変えたほかに何冊か抜き差しもしたら、心なしか、本棚に向かわれるお客様がいつもより多かったような気がする。新しく加えたのは次の二冊。

 ブライアン・ウィルソン自伝/松永良平訳(DU Books)

ブライアン・ウィルソン自伝 I Am Brian Wilson

ブライアン・ウィルソン自伝 I Am Brian Wilson

 

  訳者である松永良平さんのサイン入り*1

 ソフトカバーとはいえ500頁近くあると読み応え十分。アルバム「SMILE」リリース以降の活動は追っておらず、ガーシュインやディズニーをテーマにしたアルバムがあったことなど知らなかった。読んでいると当然ビーチボーイズが聴きたくなるわけで、っここ一週間ほどYoutubeを漁ったりしている。昨日の夜など、発作的にペットサウンズが聴きたくなり、風呂に浸かりながら音源を流していたら途中から完全に寝ていた。

 

校正者の日記 二〇一九年/牟田郁子(栞社)

benice.co.jp

 一昨年に読んだ「本を贈る」などで著者を知り、日記好き*2としてこの本はどうしても手に入れたかった。そうしたら著者自身も日記を好んで読むのだそうで、一気に親近感が増した。しかも自分が読んだ本、気になっていた本をけっこう高確率で読んでおられる。そんなわけでページをめくる手がとまらず、最近には珍しく、細切れになることなくほぼ一日で読み終えてしまった。

*1:今日、閉店後に誠光社にダッシュし、松永さんと安田謙一さんのトークイベントに参加。終了後に、先日ここでも取り上げた「ぼくの平成パンツ・ソックス・シューズ・ソングブック」とあわせて本書にサインしてもらったのである。ついでにちゃっかり自己紹介まで・・・

*2:読むほう。でも小気味よいテンポで書かれた日記をまとまった量読むと、自分でも書きたくなる

ありがとうございます

 昨日の朝にご来店のお客様から、大阪純喫茶めぐりのパンフレットを頂戴しました。先のブログエントリを読んでくださっていたとのこと。あいにくのお天気にわざわざ足を運んでいただいた上、リアルな形で雑文への反応まで得られるとは望外の喜びです。

 ブログといえば先の祝日営業の際にも、来店前にブログをチェックしたという方がちらほらおられました*1。しっかり公開しておいてなんですが、意外と?読まれているのだなあということがわかって、更新意欲はいっそう増進しております。その割には依然マイペースな頻度ですけれども、今後もコツコツ続けてまいります。

*1:普段、ご来店のきっかけみたいな質問をお客様に投げかけることは殆どないのですが、この日は定休日の営業ということもあってさすがに気になり、ストレートに聞いてみたのでした

日記めいたもの

 一昨日の京都マラソンに某作家が出場していたという情報を得、昨日は当店に来店するに違いないと踏んでいたものの不発に終わりました。おいしいガトーショコラ*1を用意していたのに残念です。

 さて、今日は定休日。予報通りに雪が降り非常に寒い朝でしたね。それでも焙煎したら暖まるだろうと思って早々にロースターを回し始めたのですが、さすがに室温の上がり方が緩やかでした。いつもは10分も経てば汗ばむくらい暑くなるのに。店がここまで冷え込んだのは初めてかも。

 焙煎を終えて昼過ぎに外出し、上賀茂のボルツ喫茶部にて休憩*2ののち一乗寺方面に移動して食材買い出し、ついでに恵文社で注文していた本*3を受け取り、夕方から鍼灸。帰宅してかんたんな夕食を済ませ現在に至る。といった平穏な一日でありました。あれもこれもと書きたいことは溜まっているのに、身辺雑記でお茶を濁す・・・

*1:チョコレートケーキのレシピ変更に伴い名前を改め、昨日からお出ししてました

*2:スコーンがたいへんに美味でした

*3:牟田郁子さんの「校正者の日記 二〇一九年」

SとN 第4号 *Add some books to my shelf <9>

www.instagram.com

 

 ※今回は予告編です。

 佐賀と長崎をテーマにしたフリーマガジン「SとN」。来月に発行される第4号を、当店に設置させてもらえることになった。昨日のお昼頃に編集部の末崎さんから電話があり*1、その場で決定。毎号楽しみにしている雑誌なので、突然の電話だったけれど唐突感は全くなく、だいぶフランクにやり取りしてしまった。いやー、本当にわざわざお声がけいただけてありがたい限りである。

 編集部の公式インスタグラムには早くも告知がなされており、こちらも便乗することにして早めにお知らせ。ちなみに雑誌は3月1日以降に到着とのこと。今回の執筆陣には大竹聡さんのお名前もあり、期待大。

 バックナンバーが佐賀県のWEBサイトで公開されていたのでリンクしておきます。

www.pref.saga.lg.jp

*1:なんてさらっと書くと、まるで旧知の間柄のように読めてしまうでしょうが、実は面識なく、お話したのも初めてでした

大阪メトロの「純喫茶めぐり」キャンペーン

 大阪メトロが沿線の純喫茶を巡ろうという趣旨のキャンペーンを実施しています。純か否かはさて措き、喫茶を業とする者として同企画の成功を祈念せずにはいられないわけでありまして、微力ながら当ブログでも紹介する次第です。
 そもそもこのキャンペーン、巷ではどの程度話題になっているのでしょうか*1。たしかに一昨年あたりから、Hanakoが気合の入った喫茶店特集を組んだり*2、東京人で20年前の続編にあたるような純喫茶特集号が出たり*3と、喫茶店がまた注目されているのだろうなあとは思っていました。それでもタウン誌・カルチャー誌みたいな喫茶店文化と親和性の高い媒体ならともかく、公共交通を手掛ける会社までが正面切ってイベントを企画するとは、リバイバルここに極まれりという感がいたします。
 キャンペーンに参加している喫茶店は飲み物、空間、食べ物、甘味のジャンル別に8軒ずつ、合計32軒*4、詳細は「喫茶のすたるじあ」さんによるまとめ記事をご覧ください。
 食べ物編にミクロのパパイヤトーストがないけど?とか、甘党喫茶がアリなら西洋茶館も載せてほしかった・・・とか、喫茶好きだからこそモノ申したい点はいろいろあることでしょうが、まずはこれだけの数のお店がさっと集まる、大阪における喫茶店層の厚さを寿ぎたいと思います。
 とりあえず、営業時間と定休日が網羅されているリーフレットだけでも入手したい。しばらく大阪には行けそうにないので、当店に持ってきてくれた方先着1名には何かサービスします。よろしくお願いします。

www.kissa-nostalgia.net

*1:ここ半年ほど、主なニュースソースが京都新聞なもので、お隣の大阪とはいえ昨日まで全然知りませんでした

*2:2018年No.1150「喫茶店に恋して」。https://magazineworld.jp/hanako/hanako-1150/ まさか齢30を遥かに過ぎてからHanakoを買うことになるとは思いませんでした。故安西水丸氏の表紙が決め手とはいえ、中身もしっかり読みごたえありましたよ

*3:2019年6月号「純喫茶宣言!」。2000年月号「喫茶店の憩」、どちらも店の本棚に置いてます。いつかまとめて別稿で書くつもりです

*4:これだけ集まるのがすごい。ちなみに店主訪問済はアラビヤ、マヅラ、サンシャイン、アオツキ、ビクトリー、蝸牛庵、スワン、アメリカンの8軒のみでした。まだまだ沢山ありますね