珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

手前味噌2020

昨日、営業後*1に毎年恒例の味噌づくりを敢行した。一般的には寒仕込みが無難なのだけれど、ついつい先延ばしにしていたら桜が咲いてしまい、ようやく重い腰をあげた次第である。今年は大容量に対応すべく道具や容器を新調したので、取り掛かってみれば作業…

『SとN』設置してます

www.instagram.com 佐賀と長崎のフリーマガジン『SとN』、第4号が届いてから早くも一か月になる。けっこう良いペースで在庫が減っているので、未読の方はお早めにどうぞ。 今号もいろいろなお店や場所が紹介されている中、最後を飾るのは佐賀市の珈琲店TERRY…

本日のお菓子など

おはようございます。最近暖かくなってきたので、お菓子メニューにアイスクリームを追加しています。数日前からはヴィーガン仕様のチーズケーキもお出ししたりと、新作ぼちぼち増えております。あと、焼き菓子ですが今日はスノーボールございます(たまたま…

最近読んだ本

旅の断片/若菜晃子(2019 アノニマスタジオ) 旅の断片 作者:若菜晃子 発売日: 2019/12/20 メディア: 単行本 2冊目のエッセイ集。店主は昔から著者のファンであり、本棚には若菜コーナーができあがっている*1。誠光社のイベント*2までにはと思いながら例に…

朝ジャズ

Chet Baker Sings アーティスト:Baker, Chet 発売日: 2013/07/30 メディア: CD これも昔から良く聴いていた一枚。店でもかけたくなって探し始めたものの意外と見つからず、Yさんに教えてもらったレコード屋でようやく入手できた。 店でジャズを流すのは昼過…

厨房の小改造

昨日、日暮手傳舎のお二人が来られ、厨房の窓枠下に棚板を、カウンター裏のコールドテーブル上に作業台を据え付けてもらった。棚も台も杉の無垢材を使った美しい仕上がり。といっても例によってさりげないので、お客様からするとなかなか気づきにくいかもし…

ARCHIVのアーカイブ

バロック期以前のレコードを探していると、しばしば「ARCHIV PRODUKTION」というシリーズに行き当たる。妙にマニアックな感じがするので調べてみたら、このARCHIV*1はグラモフォン(独)の音楽史研究部門として、1947年に立ち上げられたレーベルであった。リ…

サラダでげんき

写真は最近のモーニングAセットでお出ししたミニサラダです。ロマネスコ*1の魅力に抗えず、珍しく写真を残してみました。 春分も過ぎてすっかり暖かくなってきたこの頃、ロマネスコに限らず美味しい野菜が選び放題なのはありがたいですね。春大根、春キャベ…

暮しの手帖・北川編集長インタビュー<メモ・あとで読む>

wotopi.jp wotopi.jp さて、今回は個人メモ代わりのエントリです。先日「暮しの手帖」北川新編集長のインタビュー記事を見つけました。発売中の第5世紀4号(2020初春)は、表紙のコピー“丁寧な暮らしではなくても”がいつになく印象的な一冊でした。何かの機…

The Golden Age of ENGLISH LUTE MUSIC / Julian Bream

紹介するのがすっかり遅くなってしまったのだけれど、イギリスの古いリュート曲を集めたレコードを手に入れた*1。以前からずっと聴いてみたかったジョン・ダウランドの曲も収録されており、このところ店でよくかけている。演奏はイギリスのクラシックギタリ…

東日本大震災・被災地慰問演奏会@気仙沼(3/11)

東日本大震災から丸9年を迎える3/11(水)、宮城県気仙沼市にて、慰問と鎮魂を趣旨とした演奏会が開催されます*1。 演奏はクラリネット奏者瀬戸信行氏を中心とする和製ジプシー楽団、Fanfare Roma'n-Garde(ファンファーレ・ロマンギャルド)。瀬戸氏は京都で…

雑誌「住む」53号(2015, 泰文館)*Add some books to my shelf <11>

shop.ruralnet.or.jp 当店の改修工事を手掛けてくださった「日暮手傳舎」さんが堂々8ページにわたって掲載されているという、店主としては永久保存版な一冊。ずっと読みたいと思いながら手に入らず、先日、古書でようやく入手することができた。 件の記事に…

最近の読んだ本

山の上の家-庄野潤三の本 (2018, 夏葉社) 山の上の家―庄野潤三の本 作者:庄野 潤三 発売日: 2018/08/01 メディア: 単行本 発売後すぐに手に入れていたのになかなか手をつけられず*1、ようやく読了。タイトルの「山の上の家」は、庄野潤三が家族と暮らした…