珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

ちょっとした更新

 もうすぐ15時。お茶時間を前に事務仕事やハンドピックが一区切りしたのでちょっと更新をば。

 今週の珈琲豆はいつものラインナップに加えて深煎りに東ティモールをご用意しています。あと、エチオピア欠品中の代役だったブラジル中煎りはもうしばらく継続予定です。意外と?反応が良かったのです。それから、時々お問い合わせをいただくカフェインレスは未だ目星をつけるに至らず、引き続き探し中であります。春までに何かお試しでも再開できたらと思っています。

 さてここからは雑談。最近、遅ればせながら『古くて素敵なクラシックレコードたち』(昨年末に出た続編ではない方)を読み始めました。全部で100曲も紹介されているというのに、手持ちの音源と殆ど被っていないどころか、おそらく7~8割は未聴。自分、ストライクゾーンが狭いですからね・・・。

 そんな中、今日は数少ない「知ってる曲」であるところの一枚を繰り返し流しています。ブダペストSQによる、ベートーヴェン弦楽四重奏曲14番。明るく溌剌ではないにしても特段の堅苦しさはなく、珈琲店で流したときにビシビシと緊張を強いるような種類の演奏には感じられないのですが、村上氏の寸評は「聴いていて、リラックスできる瞬間がほとんどない」。本に書いてある録音時期からすると同じ音源のはずなのに、ずいぶん印象が違うものです。同書ではこの曲について、ほかに6枚のアルバムが取り上げられています。聴き比べてみたらわかるのかしらん。とりあえず、こういった雨の日なんかには結構しっくりくるように思うので、もうしばらく流しておきます。


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