当店と同じ紫野エリアに事務所を構える出版社「灯光舎」さん。ご縁がありましてこの度、同社書籍類の一部を当店にて販売する運びとなりました。というわけで早速今週から『本のともしび』シリーズ既刊の4冊*1を並べております。この『本のともしび』は、一冊につき一作家の小品を取り上げたアンソロジーもの。刊行当初から私自身もファンでして、当ブログでも度々ご紹介してきました。
第一巻の寺田寅彦「珈琲哲学序説」をはじめ、珈琲や喫茶にまつわる作品も収録されており、かねて珈琲店とはたいへん好相性な本であるなと思っていたところ。さりげなく意匠が凝らされた造本も相まって、長く手元に置きたくなるシリーズです。ご自宅でのお茶時間のお供に、はたまた珈琲豆とあわせての贈り物に、ご検討いただけましたら幸いです。なお、店内には各巻見本もございます。まずは珈琲片手にご一読いただくのもオススメです。