珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

*[お店のこと]解体工事

 火曜に始まった建物内の解体工事が一区切りした。なにせ築80年超の木造である。事前に伝えられていたとおり、解体してはじめてわかった点もいろいろとあって興味深いやら悩ましいやら。それでも対処すべき課題がはっきりしたのはよかったというべきか。以下、内部の様子を写真で紹介。

 

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客席部分(店内後方から撮影)

ちょうど真ん中あたりに設けられていた仕切り壁が撤去され、ようやく空間全体を把握できるようになった。出入口の扉から光が入ってけっこう明るい。ちなみにコンクリートのようにも見える内壁はただの土壁*1

 

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厨房カウンターから客席を臨む(厨房内から撮影)

このカウンター部分も、はじめは全体が壁で塞がれていた。見通しがよくなり、多少は飲食店っぽさが増したかな*2

 

 

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シャッターBOX

暗くてわかりづらいが、出入口付近の天井裏に古いシャッターBOXが格納されていた。格納というより完全に覆われてしまっており、もはや上げ下ろしは不可能。出入口の軒が室内よりも一段低くなっていたのはこれのせいか。一体いつ設置され、どうして丸ごと覆われてしまったのだろう。

*1:京都の古い連棟ではよくある作りらしいけれど、仕上げ板一枚めくったらこんな状態だったので正直びっくり。ここは防音対策も兼ねて厚めの壁に仕上げる予定

*2:この物件は飲食店として使われていた時期を経て、直近は物販だった。そのため厨房は使われず、広い客席も不要ということから、それぞれ壁で仕切って使っていたらしい