珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

日記(4/1~2)

4/1(水)
 定休日。少し遅めの起床。3日前に焙煎したブレンドの豆(コロンビアとウガンダ)を調合、朝食のついでに味見する。焼き上げ直後はウガンダが若干浅目に感じたが、ブレンドして飲んでみたらいつも通りの味でひと安心。
 ほかにも朝のうちに雑用をこなし、9時半に定例の鍼灸。後半はぐっすり寝てしまう。施術終了後、近くで昼食を摂ってから妻とTさんのお店へ。和紅茶を二煎目までいただき*1、TさんMさんと四方山話*2に興じる。帰りがけに食材の買い出し、さらに図書館で用事を済ませて帰宅すると、Kさんにお出しした御礼状への返信が届いていた。ありがたく拝読。
 そうこうしているうちに雨足が強まり、夕方の外出を取り止めて事務仕事にかかる。PCでニュースなどチェックし、流れでTwitterなどにも目を通してみると、よく知るお店が相次いで今後の営業についてアナウンスしている。「フェーズが変わった」という専門家や政治家諸氏のコメントが頭をよぎる。我々も何かしら告知した方が良さそうに思えてきて、ブログを下書き。適当に区切りをつけて夕食*3。その後、21時を回っても特に状況は変わらず(そりゃそうだ)、件のブログはそのまま更新した。
 今日は画面を長時間見続けたとき特有のくったり感が久々にきた。最近、夕食後にはPCに向かわないようにしているので余計にそう感じるのだろうか。案の定、長めに半身浴するもどこか頭が冴えたまま。しばらく読書をして就寝。パトリック・オスターの「メキシコ人」(晶文社の叢書20世紀紀行シリーズ)、そろそろ読み終わりそう。
 
4/2(木)
 通常営業。例の対策として3点セット、①アルコール消毒スプレーの設置、⓶定期的な換気、⓷カウンター席の廃止、をまず実行することにしてその準備。店の外窓にもその旨を掲示
 朝から人はまばらだがモーニングはいくつか出る。午後には馴染みの方もちらほら来られる。夕方、YさんNさんご来店。今夜は営業取り止め、テイクアウト用の包材など調達に行かれる由。彼らは至って平常心であり、この状況を前向きに捉えている。翻って自分はといえば、きのう色々な情報に接しすぎたせいか若干浮わついていたことに思いあたる。気付かせてくれたお二人に深く感謝するとともに、ああ、これがコロナ情報ウイルスってやつか…と妙に納得。
 営業については、世間状況を反映してか豆の持ち帰りがやや多めな一日だった。在庫を控えめに調整していただけに、週の始まりというのに底をつく豆が出てしまい、閉店を待たずに2セット焙煎。
 夕食*4を済ませ、ハーブティを飲んで早めに就寝。

*1:妻はシュークリームと珈琲

*2:和田誠、焼菓子、ウィーンのカフェ、アジフライ、厚揚げetc.  放っておくと食べ物の話題ばかりを繰り出してしまう我々…

*3:ニシン塩焼、余り野菜の味噌汁、キャベツ糠漬など

*4:だし巻き卵、おとうふ揚げ、大根葉とおじゃこ炊いたん、干し椎茸とキャベツの味噌汁、人参糠漬