こんにちは。今週のケーキは小豆とヴィーガンチーズ、2本立てでご用意しています。小豆のケーキはまもなく、11:30過ぎにはご提供開始できそうです。
ところで先日ブログにアップした、70年代女性SSWのオムニバス盤『Wayfaring Strangers』。フルカラーの豪華ブックレットにようやくきちんと目を通すことができました。特によかった3曲をかいつまんで紹介。
1.Barbara Sipple "Song for life"(1973年のアルバム『Barbara Sings For Life』より)
→ イントロのアルペジオに続く、穏やかで凛とした歌声に引き込まれる。控えめなチェロの響きも印象的。ちなみにこの方はその後、現代オペラ界で広く知られた存在になったとのこと。この曲を聴く限りボーカルに押し出しの強さは全然感じないのでちょっと意外。
Barbara Sipple - Song for life
2.Priscilla Quinby "Miss America"(1975年のアルバム『The Street and The Sea』より)
→ このアルバムはプレス数50枚の私家版だったそう。タイトル含め詩人だった祖父の影響が大きく、この曲の詞も彼の作品。完成したLPは家族や友人たちのほか複数のレコード会社にも送られたようだが、一社だけ返ってきた反応は「世界にもう一人のジョニミッチェルは要らない」というつれないものだったという…。確かにこのオムニバス中一、二を争うジョニ濃度ではある*1。でもいい曲です。
これは動画が見当たらず。同じアルバムの別の曲を。
Priscilla Quinby and Gavin Gervis - With All Hands
3.Ginny Reilly "Wildman" (Reilly & Maloney名義のアルバム『at last』より)
Ginny Reilly - Wildman (+ lyrics)
だんだん時間がなくなってきたので動画のみ。オムニバス盤ではA面ラストの曲です。
*1:もう一曲はCaroline PeytonのEngram。これは発声からアコギの響きから、ジョニのBlueに入ってそうな雰囲気満載