珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

珈琲時報(31)今週も営業しております

・木曜は急遽の早仕舞い失礼しました。金、土はいつも通りに営業、今日も先ほどオープンしました。

・豆のご案内。ブレンド用のコロンビアが品切れ間近となりまして、なくなり次第別の産地に切り替えます。同じコロンビアですが、仕入れるのは数年ぶり。試してみるのが楽しみです。ご提供できる時期は年内か、休業明けか微妙なところ。またお知らせします。

・つづいて珈琲本のご案内。先週予告した『ホーム・コーヒー・ロースティング』*1、手に入れるや一気に読みました。お目当てはもちろん第6章「先達たちの作法」*2だったわけですが、各人とも珈琲への打ち込み具合は頗る深く、あとがきの頁で嶋中氏が、かつての自著*3をひきながら「令和版のまったき『憑かれた男たち』」と称えておられるのも納得の内容です。

・なお、その”先達”のおひとり、小山伸二氏の著書*4は今年に入ってオープンした京都の書店hoka booksでたまたま見つけて手に入れていました。氏が編集に関わっておられた柴田書店の『blend』は、もう長いこと、読んでみたい雑誌の筆頭に位置したまま。いまだ見つかる気配なく、気長に探しています。

*1:ホーム・コーヒー・ロースティング お家ではじめる自家焙煎珈琲/嶋中 労/旦部 幸博 | 集英社の本 公式

*2:とりわけ楽しみにしていたのは鳥目散帰山人氏さんの項。わたくし長いことブログの愛読者なもので、かつてお目にかかった際には成り行きで一緒に写真を撮ってもらったことがあります。本書ではインタビューに加えて愛用のロースターなども拝することができたいへん満足いたしました

*3:コーヒーに憑かれた男たち|文庫|中央公論新社

*4:『コーヒーについてぼくと詩が語ること』 | 出版社 書肆梓