昨日は「ゆったり営業」なんて書いたばっかりに、いつになく読書が捗る日曜日という結果に終わりました(ガーン)。気を取り直して今日もいつもどおりに営業中です。
ちなみに捗ったのは「本のともしび」シリーズの2冊、昨年末に刊行された中島敦『かめれおん日記』と、最近出たばかりの堀辰雄『木の十字架』。中島敦は高校の教科書で「山月記」を読んだだけなので、南方パラオを舞台にした作品があることなど全く知らず、おおらかな雰囲気がただようエッセイなどいずれも面白く読みました。堀辰雄の方は珈琲店や洋菓子店(神戸のユーハイム本店!)も登場したりと、雨の日の喫茶店で読むにはぴったりのセレクト。どちらもさっそく本棚に並べております。