きのうの夕方、いつもの香取90を買いに鵜飼商店に行ったところ、恒例の手書きチラシに「4/1で創業120年」とあって思わずのけぞりました。120年前っていったら1903年なわけで、まだ日露戦争も始まってない頃じゃあないですか。ちなみにこの1903年4月1日は、京都市動物園の開園と同じ日なのだそうですよ。ともあれ偉大なり鵜飼商店。帰宅後、益々のご発展を祈念し独り献杯したのはいうまでもありません。
さて、昨日のエントリの続きです。インセクツはやっぱり面白い。本日配信の「本とこラジオ」最新回には、そのインセクツ編集長である松村氏がゲストに登場とのこと。あとで聴きます。
広島県庄原市の書店「ウィー東城店」の軌跡。1,2,3章と関係者インタビューからなる本書。2章からグッとテンションが上がります。読みながら島田さんみたいな文体だなー良いなーと思っていたら、同店オーナー佐藤さんの話を、島田さんがまとめたということだった。
IN/SECTS Vol.16 特集「本をつくる」(LLCインセクツ, 2023)
特に印象に残ったのは、三島さん(ミシマ社)・島田さん(夏葉社)・中岡さん(三輪舎)の「出版リアル放談」。けっこうなボリュームなのにこれでも削ったというのがすごい。ちなみにWEBでは完全版が読めるようになっている。太っ腹。あと、最後の方まで読んでいたら不意に自分の名前が出てきてびっくり。