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　10時から改修の打ち合わせ。行きがけにOさん宅に伺い、ご所蔵の古いランプ*1をお預かりする。現場までは出町柳から市バスの乗り継ぎ。この経路は前職の通勤ルートと同じで、しかも時間帯まで一緒だったのでちょっと懐かしい。
　早めに現場に着いてランプの開梱やら準備をしているところにRさん到着。まだきちんと書いていなかったような気がするのだけれど、店舗改修の設計・施工は日暮手傳舎さん*2にお願いしている。だいぶ前から一方的に知ってはいたものの*3、お会いしたのは友人宅での一度きりという関係性。それでもタイミングやご縁が繋がり、引き受けていただけた次第。以来すでに2か月近く、お二人は改修について右も左もわからぬ我々を教え導いてくださっている。ありがたや・・・
　今日はファサードや内装の細かい部分の詰めを中心に、みっちり2時間あれこれ検討。宿題数点、ファサードは一応大枠決まったけれど、最後まで手こずりそうだなあ。

*1:芦屋の洋館で使われていたものだそう。真鍮のボディとアールデコ調（当時の日本の職人が想像した西欧、といった雰囲気。）の意匠が重厚感を醸している。よかったらお店で使ってと申し出ていただいており、早めに現場に持ちこむことにしたのだ。

*2:設計メインのRさんと、施工のYさんお二人によるユニット。https://www.facebook.com/tettaisha/

*3:淡交社の雑誌「京都に住まえば（後にキョースマ！と改名）」の町家改修に関する連載記事に、まだ学生だったころのRさんが出ておられたのだ。当時は自分にとってリノベーションという考え方が斬新で面白く読んだ覚えがある。今から12年前くらい、まだわたくしが京都に移住する前の話。