珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

DIYウィーク(1:柿渋塗りなど)

 

 改修工事は今日から夏休み。この機会に2階のDIYを一気に進める算段であり、まずは床の仕上げから。2階の床は、1階天井裏の電気配線をやり替える関係で既存の床板を剥がすことになり、それならばということで新しく杉の無垢材を貼ってもらっている。で、その無垢材には自分たちで柿渋を塗ることにしたのだった。この柿渋もご縁があってトミヤマ製を選んだのだけど、先日の「コートG」(外装にも使える色付きのコーティング剤)ではなく通常の柿渋で無臭のもの。これに「カキトモ」という耐水性を高めるための液体を等量加えて刷毛で塗る。

www.kakishibu.com

 柿渋というと強烈な発酵臭が敬遠されることもあるようだけど、無臭のは本当に何のにおいもしない。仕上がりの色が多少薄くなるとはいえ、周囲への影響*1を気にせず施工できるのはありがたい。しかも「カキトモ」を混ぜることで水拭きもしやすくなるとか*2

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左側:未塗装 右側:柿渋+カキトモ(1回塗り) 見ての通り色は薄め。

 ほとんど水みたいなしゃばしゃばした感じなので、多少面積があってもすぐ終わる。勢いあまって2度塗りしてしまった。

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2度塗り完了。2回塗っても色が2倍に濃くなるわけではない模様。

 写真は7.5畳。今日はここまで。

*1:柿渋DIY体験談を読んだり聞いたりすると、けっこうな割合で、隣近所から「何の匂い?」と聞かれたみたいなエピソードが出てくる。

*2:これはさっそく実感した。床についた水性のペンキを塗れ雑巾でふき取っても、床面の柿渋色はあまり変わらない