店主は以前からクリスマスソングを偏愛しており*1、毎年この時期になると、我が家ではクリスマスアルバムが流れっぱなしになる。したがって、お店をオープンしたのであればBGMも当然そうなるべきところ、手持ちのクリスマス音源はCDばかりなので、再生機器がレコードプレーヤーしかない現状ではいかんともし難い。それならレコードで買えば?という話になりそうなものなのだけれど、中古レコード店やヤフオクを検索してみた結果、レコードでクリスマス名盤*2の類にありつくのは、CDよりもだいぶハードルが高いらしいことがわかってきた。
というわけで、これまでのクリスマスアルバム道(byサエキけんぞう)をいったん振り出しに戻し、今年は間に合わせのレコードで古い聖歌などを聴いている。どれも大げさすぎず耳馴染み良く、お店で流していたら意外とお客様からの反応があるのも面白い。聖歌=クリスマスとは限らないのだけれど、スタンダード曲のカバーだけがクリスマスソングではないのだなーと認識を改めた次第である。以下3枚とも、先週ホットライン(寺町御池の中古レコード店)で購入。
ピエ・カンツィオーネス-フィンランドの古い聖歌集- [Analog]
- アーティスト:クレメッティ室内合唱団
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 1987/12/29
- メディア: LP Record
ピエ・カンツィオーネスはフィンランドに伝わる「教会と学校のための聖歌」。1曲目「Paranymphus adiens」(邦題「誕生のうた」)はサントリーリザーブのイメージ曲だったらしい。レコードの帯に書いてあった。
輸入盤につき日本語解説なく、詳細は不明。「Hark! The Herald Angels Sing」など、有名な曲も色々入っていた。
クリスマスをテーマにした音楽劇。ジャケットが可愛らしい*3。