何となく慌ただしいのと甚だしく暑いのとで、ブログの更新を怠りがちなこの頃。敗戦から75年ということで、本棚にはささやかに関連書籍を並べてみたりもしているのですが、告知できないでいるうちに8月15日が過ぎてしまいました。
表の扉は閉まっていてもいつも通り営業はしてますのでお気軽にどうぞ*1。
ちなみに最近読んだのはこんな本や雑誌です。この前の休みには「萩書房とダンデライオンの納涼“小”古本まつり@三月書房跡」(本日まで!)に行き、また色々と手に入れました。
雲の画本/串田孫一(1972, 雪華社)
A女史からご寄贈いただいた、くしまご先生の画集。挿画ではなく絵だけとは、先生の絵が好きな自分にとってはまたとない出逢いである。
ミツ バルテュスによる四十枚の絵/バルテュス、リルケ、阿部良雄訳(2011, 河出書房新社)
こちらもご寄贈シリーズ。子どもの頃のバルテュスが描いた、猫との暮らし。版画のような素朴なタッチ。最近出版された韓国のグラフィックノベル*2を思い出した。
murren 26号 特集:模様
いつもよりちょっと豪華な気がした。
僕らのヒットパレード/片岡義男・小西康陽(2012, 国書刊行会)
改めて、小西氏の文章がけっこう好みであることに気づく。
うたとことば。前園直樹グループの雑誌 1~4号、6~9号
上記「僕らのヒットパレード」からの流れで探していたところ、タイミングよくまとめて手に入れることができた。5号だけ抜けているけれどそれぞれ読み応えあり。号によってはヤスケンさんや松永さんも執筆されている。
暮しの手帖 第5世紀7号