珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

そろそろお茶の時間です

 今日は朝からいい天気になりました。開店前、支払の用事を済ませにコンビニに行ったら暮しの手帖が出ていたので購入。この店舗はやたらと雑誌が充実していて、いつのころからか暮しの手帖はここで買っている気がします。帰って店に置き、本棚のバックナンバー10年分も秋号に入れ替えました。入れ替えついでに10冊パラパラ眺めるのが慣わしになっているのですが、今日は探していた記事を不意に見つけたのがちょっとした収穫でした。

 備忘録代わりに記しておくと、件の記事は2015年の第四世紀78号、若菜晃子さんのエッセイ『今日の夕陽』。ちなみに、エッセイ冒頭で言及されている「以前取材をした古書店」に心当たりがあったものの、調べてみたら勘違いでした。勘違いというのは、若菜さんが古書店を取材した記事が掲載された雑誌「wandel」の第3号(2005年秋刊)が手元にあったから(その古書店は現在も営業中)。それはともかくwandelは本当にいい雑誌で、わたくしがクシマゴ先生のお仕事をしっかりと認識したのはこの記事がきっかけでした。蛇足を重ねると、後年、記事中の別のお店の紹介文とともに載っていた水彩画のバリエーションと思われる先生の作品を神保町の古書店で手に入れ、その絵はいま店内に飾られています。

 

 話戻って今回の暮しの手帖。nowakiで個展開催中の牧野伊三夫さんによる富山紀行、日記本のレコメンド記事などいつも通り読みどころ多そう。喫茶的には「鈴木信太郎の仕事」も気になります。

 時刻は現在14時を回ったところ。秋晴れの午後、お散歩ついでにどうぞお立ち寄りを。