珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

改修工事65日目(厨房設備搬入、外装左官続き、建具発注準備)・DIY(建具枠の塗装①)

 先週から厨房設備の搬入が断続的に続いている。今日は業務用のコールドテーブルやオーブン、シンク、作業台が届き、飲食店らしいアイテムが一気に揃った。据え付けはまとめて明日の予定。その他、左官屋さんが外装の続き、昼からは建具屋さんが来られ、設置場所の採寸や仕様決めなど。

 DIYマターである建具枠塗装は、午前中にオイルステインの一回目を済ませた。くどくど書いていた施工方法は、①:専用のシンナーで希釈した塗料をローラーで塗り、20分ほど置いてからウエスで拭き取る、②:①の乾燥後に塗料の原液を軽めにローラーで塗る、というもの。標準的な施工方法であるローラー塗りだけでは表面のツヤが目立ちすぎるところ、ふき取ることで下地、特に木目にしっかり色が入る*1。そうすると二度目のローラー塗りを厚くする必要がなくなり、ローラーで塗ってもツヤを抑えた仕上がりにできるのではないか、というのが狙い*2

 で、いざ施工してみた結果、窓枠は一度塗り+拭き取りだけで完成ということになった。材の性質なのか、一度塗りでも予想以上に色がしっかり入り、拭き取った後の表面の質感は用意していた建具のそれとかなり近い。これは嬉しい誤算。一方、ドア枠の方は予想どおりの着色具合だったので明日仕上げの二度塗りをする。

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 一度塗り+拭き取りで仕上げた窓枠。これだけ写してもわかりにくいのだけど、質感は扉とそっくり。

*1:実験で確認済

*2:ツヤがあってこそのオイルステインだとは思うのだけど、表面がギラついて見えたりもしてその辺が好みに合わないと感じることがあるのです