当店最寄りのパン屋さん「えびすやのパン」が、フリーペーパー"EbISuyA news"を創刊されました。みなさん、もうご覧になりましたか?
先週発酵発行の第一号は、表紙に同店大定番、プレーン食パンのイラストレーション*1が。中を開けば季節のパンのご紹介など、編集発行人*2のえびすや愛に溢れた4ページに仕上がっております。
あの素朴な美味しさを誰彼構わず触れ回りたい!そんなえびすやLoverにとってはまたとないコミュニケーションツールが登場しました。フリーペーパーEbISuyA news、えびすや店内にて好評配布中です。
anemone cafe@新大宮広場 本日です
毎月1回、新大宮広場*1にオープンするanemone cafe、今月は本日このあと11時からです。いつもどおりanemoneさんの生菓子・焼菓子に加え、羽田郁美さんのランチ&デリもご用意あり。ありがたくも当店の珈琲豆をご用命いただいておりまして、先ほどお届けにうかがいました。鋭意仕込み中の店内にてメニュー表をチラ見したところ、「鶏と栗のポットロースト」など季節の品が色々。先月はシフォンケーキやシュークルートをテイクアウトしたのですが絶品でしたヨ。風が心地良い季節になりました。お散歩がてらお出かけになってはいかがでしょう。
*1:当店から大宮通をまっすぐ北上、徒歩7~8分ほどの多目的スペース。https://shin-omiyahiroba.com/
木日屋のこと(10/3~11・季の雲で展覧会あります)
えー、なんだかんだと告知が続きます。今度は大分在住の友人、岩橋正隆くんが出展する展覧会。会場は滋賀・長浜のギャラリー季の雲、会期は10/3(土)~11(日)です。数日前に本人から案内を送りたい旨の電話があり、どうせなら店に置く分もちょうだい、とお願いしていて昨日届きました。
彼は「木日屋」の屋号で木工を手掛けています。七島藺*1が縁となって大分に移住し数年。今回はその七島藺を編み込んだスツールやカトラリーを出品するそう。近年はグリーンウッドワーク*2の考え方にも接近していて、以前訪ねた展覧会では、作品のほかに大きな道具*3まで持ち込んでいたのが印象的でした。
店主は彼と珈琲を通じて知り合いました*4。生業を聞いて興味を持ち、厚かましく手廻しロースターのハンドルやサシ(テストスプーン)の柄を作ってもらったりもしましたが、匙、小皿といった生活道具も手馴染み良く使いやすいです。
ちなみに彼、当店以上にデジタルフリーな生活ぶりなので、WEBでの情報発信なんて殆どしてないですからね。そんなわけで、普段なかなか見る機会がないその仕事をもっと知ってもらえればと思い、本人に代わり宣伝に努める所存です。よろしくお願いいたします。
KYOTOGRAPHIE マリー・リエス展のご案内
きょうは久々に朝からまとまった雨。雨の日といえばのナラ・レオン*1をかけつつオープンしました。開店準備中には荒井由実のコバルトアワー*2を流していたのですがそれはどうでもいいですね。
さて、京都では先週からKYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)が始まっています。今年は当店近くのギャラリー、アトリエみつしま Sawa-Tadoriさん*3も会場になっており、その訪問の前後かなという方*4のご来店もちらほら見受けられた四連休でした。
みつしまさんで鑑賞できるのはフランスの写真家マリー・リエスの作品です。昨日は京都新聞朝刊文化面(地域プラス)にも取り上げられていましたね*5。新聞記事には”触る写真展”と題して作品を指でなぞる写真*6がドーンと。詳細はリンク先をご覧いただくとしまして、視覚に頼らず鑑賞する写真展という試みはたいへん興味深く、ぜひ一度行かねばと思っています。なお、本展はオンラインでの事前予約が推奨されています。あわせてリンク先をご紹介しておきます。
・・・と書いているうちに、そういえば写真好きだったんだよなーということを思い出して懐かしい気持ちになっております。熱が冷めたわけではないにせよ、現代写真シーンを追わなくなって久しいこの頃*7。気になったときに手に入れないとすぐ品切れになるのがこの手の本ですけれど、いざ買おうとするとなかなか勇気が要るのも事実。オススメの写真家・写真集などご存じの方はご来店の折りにでも教えてくださいませ。ちなみにわたくし写真についてはニューカラーをきっかけに興味をもったクチ*8。エグルストン、ショア―は数冊本棚にも置いてありまーす。
*1:「美しきボサノヴァのミューズ」。今までずっと、ジャケットの写真は雨模様に佇むナラだと思っていたのですが、さっき久々に見返してみたら、もしかして雪?という気がしてきました
*2:「雨のステイション」が聴きたくて・・・
*4:やはりというか皆さま大抵良いカメラを帯同されていて、昔フィルムカメラが好きだった店主は目ざとくチェックしてしまいます
*5:恥ずかしながら昨日は新聞をチェックする時間がなく、昼過ぎにご来店いただいた光島さんご本人に教えてもらったのでした
*6:しかし、この”指でなぞる”構図を目にすると、どうしたって思い出すのはカーヴァ―の名篇「大聖堂」ですよね
*7:海外の著名写真家でいうとAlec Sothあたりで止まってます。それって10年前くらい?
*8:学生の頃、パルコブックセンターの洋書売り場とか神宮前のShelfとか神保町の源喜堂とかよく行きました