珈琲山居のブログ

京都市の珈琲店、珈琲山居(こーひー・さんきょ)です。こちらのブログから、お店に関するお知らせや日々のあれこれをお届けします。

珈琲時報(10)「九州喫茶案内」残り一冊です

・今回から見出しに一言入れることにしました。当店にて販売中の『九州喫茶案内』(著者サイン入り!)、あと一冊となっております。いつかの九州行のお供にも是非。

・九州つながりでもう一つお知らせ。珈琲とは直接関係ないのですけれど、佐賀と長崎をテーマにしたフリーマガジン『SとN』の第5号が間もなく完成するそうでして、当店ふたたび配布場所にお声がけいただきました。なお、この機に復習?をご希望の方、いま京都では岡崎の蔦屋書店にて、バックナンバー1~4号を限定配布中とのことです。

・本筋に戻りまして豆のラインナップ。既報のとおり、先月下旬からブレンドを切り替えています。お客様から「味変わった?」と聞かれるようなこともなく、まずは一安心といったところです。

・産地別のエチオピアナチュラル精製・中煎り)が残り僅かとなりました。うまくいけば再開は4月下旬くらいでしょうか。終売後、再開まではスポット的にルワンダ、メキシコあたりを中煎りに据える予定です。

・本日、ギャラリーにしかわさんにアソートセットを納品しました。本企画は今回で一区切りです。内容はいつもの30g×5種類(エチオピアブレンドボリビア東ティモール南インド)。

珈琲時報(9)

・まずはご案内。明日は火曜ですが祝日なので、朝9時開店で営業します。いつも直前でスミマセン。
・つづいてご報告。先週から「京都コーヒーかす再利用プロジェクト」の回収先に当店を加えていただいてます。抽出後のコーヒー粉や焙煎の際に発生するチャフを回収し、農家に提供して肥料にしてもらうというこのプロジェクトは、mame-ecoの屋号で5月から始まったもの。以前、回収用と思われる自転車を見かけて気になっていたところ、お客様のご紹介ですんなりと参加が実現しました。コーヒーかすはお店の生ゴミの大部分を占めていますから、回収してもらえる上にその活用までかなうなんて有難い限りです。
 詳しい情報は以下リンク先にて。回収先の飲食店や受入先の農園も掲載されています。

mame-eco.org

・書籍「九州喫茶案内」に関連して2点お知らせ。これもまたすっかり遅くなってしまった・・・

 1.博多の美美さんにて、牧野伊三夫画伯が手がけた同書の原画展を開催中。今月28(日)まで。

 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 

A post shared by 小坂章子 (@akiko_kosaka)

www.instagram.com 2.渋谷のNADiff modern(Bunkamura地階)にて、その牧野さんのフェアを開催中。

 

牧野の近著『アトリエ雑記』(本の雑誌社)をはじめ、今まで挿画を手掛けられた御本の数々や自費出版物、そして牧野が発行人である美術同人誌『四月と十月』の文庫シリーズ「四月と十月文庫」(港の人)も販売します。今回特別に絵画作品、絵付けをされた湯町窯の絵皿、唐津焼九谷焼の絵皿や豊橋の個人窯「アトリエ キルン」で作成された器もご用意して頂きました。

また、彼自身が制作に携わる地方発のフリーペーパー『雲のうえ』(北九州市)、『飛騨』(飛騨産業)のバックナンバーも設置・配布します。

 

  これは見ごたえありそう。わたくし東京も博多もなかなか行けずにいますが、ご予定ある方はぜひ。

『しずかな山』のバレンタインギフト

f:id:coffee-sankyo:20210213084846j:plain

バレンタインギフト、14日までご用意しています。

美しい紙箱はOn PALMさんによるもの。

チョコがけビスコッティとヘーゼルナッツのスノーボールの詰め合せです。

それぞれ店内でもお召し上がりいただけます。

f:id:coffee-sankyo:20210213084857j:plain

さて、「しずかな山」のこと。

珈琲山居のお菓子はすべて私(ゆ)が作っているのですが、実は製菓部門としての屋号を持っています。

しかし、お客様から見れば珈琲山居のお菓子であるので、最近はまったくこの屋号を使っていません。

せめて、屋号とその素敵なカードのみご紹介しましょう。このカードも、On PALMさんのデザインで、すごく気に入っています。

しずかな山 というのは、

山静かなること太古の如し という漢詩の一節からとっています。

以上、しつれいしましたー。

 

 

珈琲時報(8)

・前日の夜遅くにお知らせするのもなんですが、明日2/11(木)は祝日につき朝9時開店です。

・豆のラインナップ。今週末あたりからブレンドをリニューアルします。といっても変わるのは使う豆の種類のみ(それも一部だけ)、味の方向性は従来のままです。「この味がうちのブレンドだー」みたいなことは全く考えていないのですが、1年以上続けていると自分でもそれなりに馴染んできたのか、大幅に変えようという気にはなりませんでしたね。

・先日、Keithさん*1に見せていただいたコーヒーカップの連作スケッチ。URLを聞き忘れてしまったのですが、ご自身のWEBサイトに「Coffee Time」という名前でアップされていました。世界各地の珈琲店を訪れてはカップをスケッチするという興味深い企画です。薄く茶色に見える部分は、そのとき飲んだ実際の珈琲で色づけしたのだそう。カップで判別できるお店もあれば、逆にお店についての想像をかきたれられるようなカップもあり。ライフワーク的に続けてほしいものです。

www.keithspencer505.com

Add some books to my shelf <15>

遺したい味 わたしの東京、わたしの京都/平松洋子・姜尚美(2021, 淡交社

遺したい味 わたしの東京、わたしの京都

遺したい味 わたしの東京、わたしの京都

 

平松さんと姜さんが、それぞれ思い入れたっぷりに東京と京都のお店を紹介しあうという、なんとも豪華な往復書簡。これまでお二方の著書は殆ど全て読んできたので、雑誌連載を知ったときから、書籍化されたらすぐ店の本棚に置こうと思っていたのでした。念願かなって満足しております。話題書らしく手に取られる方が多いのも嬉しい。

 

恥ずかしい料理/梶谷いこ[著]・平野愛[写真](2020, 誠光社)

恥ずかしい料理

恥ずかしい料理

  • 発売日: 2020/12/21
  • メディア: 単行本
 

これも話題書ですよね。表紙のきゅうりトーストの佇まいがたまらず、これ見よがしにマガジンラックに立ててあります。先週、版元でもある誠光社で求めたのですが、あわせて隣に平積みしてあった文庫本「『恥ずかしい料理』制作日記」も入手しました。日記はわたくしが読み終わり次第*1すみやかに本棚に収める所存です。しばしお待ちを。

 その他、文庫本を中心にちょこちょこ本棚の入れ替えを進めています。詳しくはまた改めて紹介・・・できればよいのですが、どうもブログの更新が後回しになりがちです(また同じこと書いてるような気がする)。

*1:いつもの「読み終わった本だけ並べる」ルール

珈琲時報(7)

f:id:coffee-sankyo:20210130103746j:plain

 ・コーヒーミルのホッパーをプラスチックから木に替えました。手掛けてくれたのは木日屋の岩橋くん*1。本体・蓋とも材は桜。刳り貫きです。昨年の秋に頼んでいたのが先週届き早速据え付け。無塗装のまま豆の油分で色づくのを待つか、内装と同じ柿渋を塗るか、使いながら考えます。

・今週はギャラリーにしかわさんにアソートセット*2を納品しています。ブレンドエチオピアボリビア東ティモール南インドの5種類が30gずつ入ったお試し版。数が少ないですのでお早めにどうぞ。

・店頭の豆ラインナップはこんな感じです。

  エチオピア (中煎り)
  コスタリカ (中煎り)
         ※エチオピアよりちょっとだけ焼きが深めです。
  ブレンド  (中~中深煎り)
  ボリビア  (中深煎り)
         ※本日品薄、明日には補充します。
  東ティモール(中深煎り)
         ※一昨日から2020年産。
          しばらく2019クロップと交互に出していきます。
  南インド  (深煎り)

珈琲時報(6)

・今週はコスタリカの豆売りをお休みします。店内喫茶ではご提供中ですが、残りはさほど多くありません。

・その他は以下のとおり、いつものラインナップです。

  エチオピア (中煎り)
  ブレンド  (中~中深煎り コロンビアとウガンダ
         ※近々、組み合わせなど変える可能性ありです
  ボリビア  (中深煎り)
  東ティモール(中深煎り)
  南インド  (深煎り)

・著者サイン本を販売中の「九州喫茶案内」、残り2冊となりました。
 ご興味ある方はお早めにどうぞ。